東南アジアに生息するアナツバメの巣は、主に中国で消費されており、特に栄養素が豊富なツバメの巣スープが人気である。カンボジア政府は中国への輸出を検討しているが、中国側の輸入規定により輸出の開始には至っていない。カンボジアの農村部で作られているツバメの巣は、高品質であり国際市場でも認められている。カンボジアでは毎月1,000㎏-1,500㎏の巣が収穫されており、そのうちの3割は国内消費、残りの7割は中国へ非公式に輸出されている。最近ではアナツバメの飼育に投資をしている投資家もいることから、今後はより大きな市場へと発展していくことが見込まれる。
11月22日, Phnom Penh Post 紙
https://www.phnompenhpost.com/business/birds-nest-sector-sours-export-talks-dawdle